第216回TMC技術研修会(第27回オンライン版) 令和5年1月25日
第216回 TMC技術研修会の開催について
令和5年2月の技術研修会を下記の通り開催いたします。
今回もオンラインです。ふるってご参加のほどお願い申し上げます。
主催:特定非営利活動法人 テクノメイトコープ(TMC)
開催日時:令和5年2月22日(水) zoomによるwebセミナー
13時30分~15時40分 (webサイトオープン13時15分頃予定)
申し込みは 下記URLから
https://techmatecoop.org/?page_id=2804
あいさつ:13:30~13:35 武藤理事長
講 演Ⅰ:13:35~14:35
演題 「自動運転車両用センサーの背景及び最新技術動向」
講師 辰馬 賢一郎氏 北陽電気(株)顧問、元パナソニック(株)半導体社 プロセス開発センター
概要 完全自動運転に向けた衝突防止センサー(LiDAR)市場には、2000年代初頭より米中の様々な技術分野からスタートアップが参入し、短期間に目まぐるしい技術進歩と新規参入企業の入れ替わりが発生した。
本講演では、自動運転及び自動車産業の大転換点となっているEV化を背景に、LiDARの高性能化、小型化、低価格化のために導入された新規技術(チップ実装、投受光系光学素子集積化、ToF技術、FMCW技術、フォトニックIC技術等)を中心に、LiDARに用いられた技術革新の流れを概説する予定である。
講 演Ⅱ:14:40~15:40
演題 「地下水と土砂災害」
講師 飯田 智之氏 元防災科学技術研究所(客員研究員)
概要 地球温暖化に伴う降雨の増加によって,斜面崩壊・土石流・地すべりによる土砂災害が増えています.山地の自然斜面だけでなく,一昨年の熱海土石流や先月末大晦日の山形(鶴岡)地すべりのように,盛土や切土といった人工斜面でも,降雨や融雪による土砂災害が増えています.国や自治体は土砂災害(特別)警戒区域の指定や各種注意報・警報の発令などで対応していますが,防災対策が充分とは言えません.降雨による土砂災害の直接誘因は浸透水や地下水ですが,その実態は未だに不明な部分が多いためです.ここでは,降雨による土砂災害の事例を紹介し,地下水との関係を検討します.
※お問い合わせ:E-mail: tmc-osk@crux.ocn.ne.jp TEL 06-4963-9876(TMC事務局)