Ⅰ.理科教育部会 次回は1月19日(月)13:30~ TMC会議室で
(リーダー:久保建二顧問 (kemkubo@gmail.com)
報告事項、審議事項:
- 11月度の部会議事録に対する意見を聞いた。
- 議事録に泉大津市教委担当の表:指導主事宛に「ミニ津波」と「コイルモーター」の実験授業報告書の送付ならびに12月18日に実施する「液状化」の実験授業を見学して欲しいとの要望書、阪南理科研修会についての問い合わせを行ったことを追記。
- 12月18日(木)3,4限 楠小4年2クラス、68名、実験テーマは液状化、メイン久保、サブ土居、村田(前回決定通り)
- 阪南理科教育研修会はその後の進展はない。
- 「液状化」楠小4年12月18日実施予定のパワーポイントをパソコンで見ながら皆さんの意見を求めた。
- 前半の液状化の意味、液状化の起こる原因、対策については文字数が多すぎるし難し過ぎる。対策として土居さんからAI意見を聞く方法を紹介してもらう。
- 今回の実験授業では、片栗粉を使った実験は行わない。また、台地に建てる竹箸をもっと軽くて安定した材料に代えた方が良い(対策は久保が考える)。
- AIの意見を聞く方法:チャットGPTを開くと、聞きたいことは何ですかと問うてくるので、そこに文章(文章の他、写真、図表などのあるファイルでも可、さらに、質問に小学4年生用とか写真、イラスト付きと付帯条件を付加することも可能)を入れると短時間でそこにAIの回答が表示されると土居さんが実演してくれた。ただし、答えは自分で判断し、良いと思うものだけを選択することが大切と教えてくれた。
- 会議の終了後、久保が竹箸に代わる軽い柱の材料を東急ハンズで探した結果15㎜の発泡スチロール棒を見つけ100㎜に切って実験したところ竹箸より良かったのでこれを採用することにした。
- 来年度(令和8年度)の理科教育授業のテーマ並びに件数は令和7年度と同じものにするが、内容を再吟味し、特に授業計画書では「実験授業の狙いと見どころ」を加え刷新するということで意見を聞いた。様々な意見はでたが、決定的なものはなく次回の部会で引き続き検討するので各自準備することにした。
- 12月18日(木)楠小学校で「液状化」の実験授業を実施した。実験では竹箸に代えて発泡スチロールの棒を使った。竹箸を使った時より良かったが、棒が軽すぎたこと、砂利が建材用のもので、大きく扁平であったことが今一つうまく行かなかった原因ではないかと思われるので、さらに検討する余地がある。子供たちが楽しそうに熱心に実験する様子が見られ良かった。
- 次回新年1月の教育部会は1月19日(月)13:30からTMCで行います。全員ご参加ください。
Ⅱ.環境・エネルギー部会(リーダー;村田吉和 yoshikazu.m@iris.eonet.ne.jp)
【12月例会(第30回)の報告】2025年12月3日(水)14:00~15:30
次回は、2026年 1月 7日(水)14:00~15:30(予定)
1.「ホワイト(天然)水素の見込み」(上原先生)
①ホワイト水素発見の発端は、1987年西アフリカのマリ。その後2011年の調査で98%水素であることが判明し、2012年以降、電力源に使用されている。実用化されている世界唯一のホワイト水素。
②その後、世界で続々とホワイト水素が発見。日本でも白馬八方温泉で観測、九州では九大と九州電力、NEDOが開発と実用化に向けて取り組んでいる。JOGMECは埋蔵地調査を開始。
③米国地質調査所は、世界全体の水素埋蔵量は1兆トン超と推計。埋蔵量の数%を回収できれば数百年分は確保できる。
④フェアリーサークルと呼ばれる地形の窪みは水素が漏出している可能性を示しているとのことで、オハイオ州立大学はAIと衛星画像を駆使してフェアリーサークルを調査し、地下水素埋蔵地をマッピングしている。
⑤ホワイト水素生成のメカニズムは、蛇紋岩化作用(鉄分を多く含む岩石(かんらん岩など)が高温・高圧化で水と反応する際に水素が発生)や水の放射線分解(ウランやトリウムなどが出す放射線によって水分子が分解され、水素が発生)などが考えられている。
⑥グリーン水素、グレー水素、ホワイト水素の製造コストは、1kg当たり、それぞれ6ドル、2ドル、1ドルとホワイト水素が最も安くなる可能性がある。
⑦ホワイト水素は、設備に使う金属を脆くする恐れがあり、輸送コストが嵩むなどの課題がある。また、水素は漏出の危険が高く、CO2の10倍以上の温室効果をもたらすと言われている。
2.産総研中部センター「未来モビリティ材料」共創フェア「循環経済を目指したオープンイノベーション」参加報告(池田さん)
1)「サーキュラーエコノミーを支える高度分離技術開発戦略と易解体設計への展望」(早大 所千晴教授)
①資源循環に求められる分離技術には、部品レベル、部材レベル、構造レベル、粒子・結晶レベル、原子・分子レベルがあるが、所教授は粉体が専門で、粒子レベルでの分離技術である電気パルス刺激による分離技術の開発を進めている。
②従来の電気パルス法は、水中放電により絶縁破壊の際に生じる衝撃波を活用して対象物を粉砕する方法で、ランダムな放電経路により数百回の放電を前提にしているが、新規の方法は、水中・空気中の両方で放電可能で、放電経路を制御することにより放電1回で、対象物の構造を利用して狙った箇所(たとえば接着材)をピンポイントで隔離・破砕することが可能。
2)トヨタ自動車におけるサーキュラーエコノミーへの取組みについて」(トヨタ自動車 石田担当部長)
①サーキュラーエコノミー(CE)への取組みは大義が重要で、トヨタは、“いただいた貴重な資源を大事に扱う”ことを大義とし、CEはそのための第一歩と位置付けて取り組んでいる。
②またトヨタは、CEによってCN(CO2削減)に通じることを念頭に、再生材利用によるCO2削減を意識して取り組んでいる。
③自動車リサイクルでは、先般TMC技術研修会で講演頂いた豊田メタルの動画を紹介。ASRのリサイクルについてはPPの回収を重点に置いているとのことであった。
3.CO2削減ビジネス短信「太陽光発電、供給過多」(浅井さん)
①太陽光発電の昼夜の需給アンバランスが、欧米主要国間で共通の課題となっている。②オーストラリアでは再エネ、特に太陽光発電の割合が年々増加。2026/7~昼間の最低3時間、電気料金を無料にするよう電力会社へ義務付ける計画。バランスを保つ為に再エネ発電を一時的に止め、発電事業者が需要家に金を支払って、電力を引き取ってもらう「マイナス価格」で取引をされる事もあり、「マイナス価格」となる割合が30%を超える事もあるとのことである。
③マイナス価格の発生した時間は、フランス&ドイツでは、24年には23年の約3倍、米(加州)では全時間の1/4を占めている。日本は、国の制度に基づき、電力会社が出力を抑制して供給を減らしている。
④喫緊の課題としては電力消費超大のデーターセンターの新設と電力供給とのバランスがある。その対策としてオンサイトのSMR(30万kW程度、最近は10万kW程度のものの開発も進んでいる)の設置が検討されている。
4.環境・エネルギー関連情報(村田)
1)改正 資源有効利用促進法
①来年4月1日に改正 資源有効利用促進法が施行される。
②改正の主なポイントは、「再生資源の利用義務化」「環境配慮設計の認定制度」「廃棄物処理法許可の特例措置」「CEコマースの促進」の4点。
2)セルロースから作られた透明紙
①JAMSTEC、東大、東京理科大が 今年4月にプレスリリース。
②板状のみではなく立体的な形状に一体成型することもでき、プラスチック製品の代替として使用可能。生分解性、柔軟性、耐水性、ポリカーボネート以上の強度を有する。
③ただし、量産コストや安定供給のための生産設備の整備が課題
3) COP30の結果概要
①「緩和」「資金」及び「気候変動対策を根拠とした差別的な貿易措置」に関するカバー決定(グローバル・ムチラオ決定)と「緩和」「適用」「グローバル・ストックテイク」「透明性」「公正な移行作業計画」及び「技術メカニズム」に関する個別課題の決定が採択(ベレン・ポリティカル・パッケージ)された。
②石原環境大臣から、日本の取組みとして「日本の気候変動対策イニシアティブ2025」が公表された。
③その概要は、下記のとおりである。
・多国間主義の下、パリ協定の1.5℃目標を目指す。
・日本の2023年度温室効果ガス排出量は2013年度比27.1%削減。今後もぶれずに2月に提出したNDCに基づき削減対策を実施。
・自然とのシナジー、市場メカニズムや先端技術などのソリューション、インベントリを活用した透明性向上を通じて、アジアを始めとする世界の脱炭素化 に貢献していく
④環境省の報告では、順調に会議が進んだかのように思われるが、化石燃料からの脱却に向けた工程表づくりが、産油国の強い反対で合意文書に残らなかったことや、途上国への資金援助が、EUや日本が反対し草案から大きく後退した。
Ⅲ.資源循環部会
1.水研究会 次回は、1月27(火)10:30-12:00 オンラインで開催予定。
(リーダー;斉藤昇 ghmtd252@ybb.ne.jp)
12月23日(火)に開催しました水研究会のメモは以下の通りです。
(株)べリープラント喜平のご紹介(飯阪様)(添付1)
・和泉市にあり、いちご、ブルーベリー、ぶどう、さつまいもを年中をとして、一般の方に完熟の物を採取していただくことができる農園を
経営されています。
・南條さんが展示会でお会いして紹介していただいた。特にファインバブル水を用いた農法をご提案中。
活性水素イオン水のご紹介(一色様)
・(株)ソシリア 代表取締役 一色雅之様は広島市にて、環境・エネルギー関連の仕事を10年されています。宮武先生のご紹介でTMC技術研修会(1/28)にてご発表していただく予定です。酸であって酸でない活性水素イオン水の導入事例を紹介して頂きます。
マイクロ・ナノバブル学会第13回学術総会より(上原先生)(添付2)
・2025.12.20明治大学駿河台キャンパス リバティホールにて。
・粒径415nm、質量密度1.06g/cm3を観測し、ナノバブルは非ガス粒子である。(九州工大植松氏)
・シグマテクノロジー社が開発した世界最小レベル(1~10nm)の酸素ナノバブルは癌細胞抑制に効果があった。(群馬大横堀氏)
・製品バブルジェッタープラスは+帯電ナノンバブル発生装置一式49万円。
水素バ―ナーにてPFASの過熱水蒸気による分解について(宮武先生)(添付3)
・第34回廃棄物資源循環学会研究発表会(2023年9月11日、大阪工大 大宮キャンパス)鴻池組、中外炉工業との共同研究。
・PFASは通常では1,500℃以上でないと分解しないが、粉末活性炭に吸着させ、水素バーナーにて1,100℃以上で過熱水蒸気を発生させると、5ナインの除去率を示した。
半導体関連について(南條さん)
・三菱電機は京都大学が開発した「局所加熱によって発生させたマイクロバブルの振動とバブル界面の温度差に起因するマランゴニ力を利用する技術」を
微細流路に適用し、外部ポンプを用いることなく高速の流れを生成し、次世代冷却システムを開発中。
次回は1月27(火)10:30-12:00 オンラインで開催予定。
議題は、①ファインバブルの話題、②飲めない水を飲める水に、③環境に優しい水技術のセミナー開催について、④その他、水に関することは何でも結構ですのでご紹介をお願いします。
2.亜臨界水分科会 現在休会中であるが、案件が出次第再開予定
(リーダー;溝尾博 mizoo-kamiho@hcn.zaq.ne.jp)
3.排水分科会 現在休会中であるが、案件が出次第再開予定
(リーダー;岡本長興 n-okamoto@castle.ocn.ne.jp)
Ⅳ.補助金委員会 現在休会中であるが、案件が出次第再開予定。
(リーダー;岡本長興 n-okamoto@castle.ocn.ne.jp)
Ⅴ. AI/IoT研究会 次回は、 1月20日(火) 13:00- 14:30 TMC会議室の予定
(リーダー;山本英毅 yamahide602000@yahoo.co.jp)
日時 :2025年12月16日(火)13:00~1 5:00 TMCで実施
出席者:溝尾、村田、堀本、土居、岡村、山本英(敬称略)
欠席者:武藤、阪林、江村、佐藤、吉田悟、浅井(敬称略)
内容:(1) テクノメイト出前講義について
テクノメイトコープ出前講義 【中小企業におけるDXと生成AIの活用】の状況報告
1社目 関西化学機械製作株式会社
第1段階講演 日時 7月16日13時
TMC 武藤理事長、山本英毅さん、溝尾博
関西化学機械製作 参加人数 社長、大嶋前理事長以下 27名
第2段階の前打合せ 日時 8月8日
TMC 山本英毅さん、溝尾博
関西化学機械製作 参加人数 社長以下 6名
第2段階打合せ 日時 11月19日
TMC 山本英毅さん、溝尾博
関西化学機械製作 野田社長、大嶋取締役、大内技術部長
現状の図面・文書データベースの整理状況、システム構築の方向性、図面・文書管理システムD-QUICK7、オンプレミス環境(サーバー)、
RAG(検索拡張生成)などについて意見交換した。
2社目 ハイテン工業株式会社
第1段階講演 日時 9月10日 午前の部9時30分~12時と午後の部13時~15時30分の2回講義を行う
TMC 武藤理事長、山本英毅さん、村田吉和さん、溝尾博
ハイテン工業 参加人数 社長以下全社員 約50名
プロジェクトチームを編成して現状の問題点をまとめ、TMCに支援を依頼する予定。
日程調整中。第2段階に向けた資料を4件および2件送付した。
3社目 大阪府鏡工業協同組合 理事長 辻本豊三郎氏
第1段階講演 日時 10月9日15時
TMC 武藤理事長、山本英毅さん、溝尾博
大阪府鏡工業協同組合 参加人数 辻本理事長以下10社 12名
(株)ガラス新聞社 1名、(株)時報社 ガラス・建装時報 1名
連絡待ち会社 3社
正法(しょうほう)工業、三ツワフロンテック、新城製作所
(2) 今回は、「AIエージェント最近の話題」の最新動向について勉強した。
1.AIエージェントとは
1.1 AIエージェントの3要件
1.2 AIエージェントの分類
1.3 AIエージェントの目的と機能
1.4 AIエージェントの7つの特長
1.5 AIエージェントが自律的に考える仕組み
2.AIエージェントの活用
2.1 AIエージェント導入の判断基準
2.2 AIエージェントがビジネスにもたらす4つのメリット
2.3 AIエージェントのデメリット
2.4 分野別AIエージェント活用
2.5 AIエージェントのビジネス活用例
2.6 AIエージェントの種類
2.7 AIエージェントの構築手順
2.8 AIエージェントのリスク5つと対策
3. AIエージェントサービス
3.1 代表的なAIエージェントフレームワーク
3.2 AIエージェントをすぐに使える代表的サービス
4. AIエージェントの進歩
4.1 AIエージェントの今後の展望
4.2 AIエージェントとエージェント型AI
4.3 エージェント型AIの導入
4.4 エージェント型AIの動向
Ⅵ.東京支部会合 次回は1月10日(土)第2週の土曜日16:00-18:00 神奈川労働プラザでの会議で予定します。
【( SKYPE WEB⇒Micro Soft Teamsに移行)でも参加OKです】
(リーダー;金子昌二 kaneko.syouji@ozziojp)
12月は本部齊藤理事のWEB参加も含めて6名の参加でした。
当日は本年度の総括と来年度活動計画を討議しました。
東京支部として月例会議は連続実施できたものの、対外活動としての不十分さや現メンバー
の高齢化対応としての新規会員増を図る必要があること等も確認しました。
新しい年明けの1月の議題として、
・2026年の東京支部の活動についての具体性協議や新規テーマの設定
・継続テーマとして掲げてきたCO2削減に掛かる深化の方向性
・生成AIの熟練度アップ等
Ⅶ.中部支部:『トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTCD) 見学会』
(リーダー;池田 和人 spuk3vz9@outlook.com)
12月5日金曜日に、TMC香川顧問が代表取締役社長を務められている『トヨタテクニカルディベロップメント株式会社様』の見学会を鋭意開催しました。《見学場所》 トヨタテクニカルディベロップメント株式会社様(TTDC様)(愛知県豊田市)
《参加人数》 会員10名/非会員11名(非会員の皆様方も多数参加されました。)
《特記》当日は、該社の関係者の皆様方のご協力により、懇親会を含め、見学会を盛大に終えることができました。私事で恐縮ですが、該社の計測・シミュレーション技術につきましては、「やはりトヨタは違う。これが一流というものだ。」と感じました。とにかく学ぶことが多い一日でした。
- 東京・大阪・京都など、遠方からの参加者や非会員の参加者が多く、「偉大なる田舎 愛知」を知っていただけたのではないかと思います。名古屋のブラザー工業様からも複数人の非会員の皆様方が参加されました。
Ⅶ.地球科学勉強会 1月度は中止の予定ですが、近々ZOOMにより再開の予定です。
(リーダー;斉藤昇 ghmtd252@ybb.ne.jp)
・田中祐介さんから紹介いただきました「地球深層ガス」(トーマス・ゴールド著、日経サイエンス社)から化石燃料に対する見方が一変し、続いて「未知なる地底高熱生物圏」(トーマス・ゴールド著、大月書店)を田中さんから最新のデータも紹介していただきながら輪読しました。
・現在の地球環境を論ずる前に、地球科学のことを知る必要があると思われ、上原顧問より紹介いただきました「ダイナミックな地球」(大森聡一、鳥海光弘著、放送大学教材)も輪読しました。
・一昨年9月より、「地球の歴史(上)(中)(下)」鎌田浩毅著、中央公論の輪読を始め、昨年9月度より(中)を始めております。
他に久保顧問、平岡さんも当初から参加されています。ご興味のある方はご参加ください。