Ⅰ.理科教育部会 次回は2月16日(月)13:30~ TMC会議室で
(リーダー:久保建二顧問 (kemkubo@gmail.com)
出席者:久保、江村、川辺、土居
欠席者:村田吉、山本、安藤、齊藤(オブ)、橋本、吉田悟、西口(オブ)、岡本
配布資料:1.2025年12月度TMC部会活動報告書帯ご案内・追加事項2枚。
報告・審議事項:
- 液状化に対する質問事項に対する答えを楠小4年の先生に送付した。
- 阪南理科研修会の講師を表指導主事から依頼されていたが、年末断ってきたので仕方なく了承した。
- 江村から不登校の子供のお支援ができないかを検討して欲しいと提案があり検討したが、不登校児童の支援は週に何度か出かけねばならず、時間も長い。今のスタッフでは無理、また、我々では体力的に持たないので行わないことにした。
- 泉大津市の小学校で万博に行った実態を調べて欲しいと土居から提案があり、久保が市教委と連絡し調べる。
- 今年度のアンケートのまとめを土居に依頼したところ、2月の部会には原案を示せるようにすると返事をいただいた。また、次年度も実験授業を実施した後、アンケート結果をその学校に知らせることを継続する。そのためのひな型の作製を土居に依頼した。
- 授業計画の見直しは、最終4月中旬の部会までに新しいものにする必要がある。また、実行に当たって、現在持ち分の多い土居・久保のテーマを川辺に各1の計2テーマ、村田には久保の1テーマを持ってもらいたい。お二人には持っていただけるテーマを久保までお知らせください。参考資料を送付しますので土居・久保に連絡下さい。よろしくお願いします。
- 6月末にTMCの本拠地をマイドームおおさかへ移転する。それに伴い6月末までに理科教育部会の資料の整理をして欲しいと井村から依頼された。部会終了後、教科書関係の書物の整理を行った。その他の物品については2月の部会の終了後5時くらいまで整理するので、部会が長引くがよろしくお願いします。
- 次回2月の部会は2月16日(月)13:30からTMCで行います。
Ⅱ.環境・エネルギー部会 次回は、2026年 2月 4日(水)14:00~15:30(予定)
リアル(事務所会議室)&オンライン(ZOOM)ハイブリッド方式で開催 皆様のご参加をお待ちしています。
(リーダー;村田吉和 yoshikazu.m@iris.eonet.ne.jp)
2026年1月度は都合により中止しましたので、2025年12月度例会の内容を再掲します。
【12月例会(第30回)の報告】2025年12月3日(水)14:00~15:30
1.「ホワイト(天然)水素の見込み」(上原先生)
①ホワイト水素発見の発端は、1987年西アフリカのマリ。その後2011年の調査で98%水素であることが判明し、2012年以降、電力源に使用されている。実用化されている世界唯一のホワイト水素。
②その後、世界で続々とホワイト水素が発見。日本でも白馬八方温泉で観測、九州では九大と九州電力、NEDOが開発と実用化に向けて取り組んでいる。JOGMECは埋蔵地調査を開始。
③米国地質調査所は、世界全体の水素埋蔵量は1兆トン超と推計。埋蔵量の数%を回収できれば数百年分は確保できる。
④フェアリーサークルと呼ばれる地形の窪みは水素が漏出している可能性を示しているとのことで、オハイオ州立大学はAIと衛星画像を駆使してフェアリーサークルを調査し、地下水素埋蔵地をマッピングしている。
⑤ホワイト水素生成のメカニズムは、蛇紋岩化作用(鉄分を多く含む岩石(かんらん岩など)が高温・高圧化で水と反応する際に水素が発生)や水の放射線分解(ウランやトリウムなどが出す放射線によって水分子が分解され、水素が発生)などが考えられている。
⑥グリーン水素、グレー水素、ホワイト水素の製造コストは、1kg当たり、それぞれ6ドル、2ドル、1ドルとホワイト水素が最も安くなる可能性がある。
⑦ホワイト水素は、設備に使う金属を脆くする恐れがあり、輸送コストが嵩むなどの課題がある。また、水素は漏出の危険が高く、CO2の10倍以上の温室効果をもたらすと言われている。
2.産総研中部センター「未来モビリティ材料」共創フェア「循環経済を目指したオープンイノベーション」参加報告(池田さん)
1)「サーキュラーエコノミーを支える高度分離技術開発戦略と易解体設計への展望」(早大 所千晴教授)
①資源循環に求められる分離技術には、部品レベル、部材レベル、構造レベル、粒子・結晶レベル、原子・分子レベルがあるが、所教授は粉体が専門で、粒子レベルでの分離技術である電気パルス刺激による分離技術の開発を進めている。
②従来の電気パルス法は、水中放電により絶縁破壊の際に生じる衝撃波を活用して対象物を粉砕する方法で、ランダムな放電経路により数百回の放電を前提にしているが、新規の方法は、水中・空気中の両方で放電可能で、放電経路を制御することにより放電1回で、対象物の構造を利用して狙った箇所(たとえば接着材)をピンポイントで隔離・破砕することが可能。
2)トヨタ自動車におけるサーキュラーエコノミーへの取組みについて」(トヨタ自動車 石田担当部長)
①サーキュラーエコノミー(CE)への取組みは大義が重要で、トヨタは、“いただいた貴重な資源を大事に扱う”ことを大義とし、CEはそのための第一歩と位置付けて取り組んでいる。
②またトヨタは、CEによってCN(CO2削減)に通じることを念頭に、再生材利用によるCO2削減を意識して取り組んでいる。
③自動車リサイクルでは、先般TMC技術研修会で講演頂いた豊田メタルの動画を紹介。ASRのリサイクルについてはPPの回収を重点に置いているとのことであった。
3.CO2削減ビジネス短信「太陽光発電、供給過多」(浅井さん)
①太陽光発電の昼夜の需給アンバランスが、欧米主要国間で共通の課題となっている。
②オーストラリアでは再エネ、特に太陽光発電の割合が年々増加。2026/7~昼間の最低3時間、電気料金を無料にするよう電力会社へ義務付ける計画。バランスを保つ為に再エネ発電を一時的に止め、発電事業者が需要家に金を支払って、電力を引き取ってもらう「マイナス価格」で取引をされる事もあり、「マイナス価格」となる割合が30%を超える事もあるとのことである。
③マイナス価格の発生した時間は、フランス&ドイツでは、24年には23年の約3倍、米(加州)では全時間の1/4を占めている。日本は、国の制度に基づき、電力会社が出力を抑制して供給を減らしている。
④喫緊の課題としては電力消費超大のデーターセンターの新設と電力供給とのバランスがある。その対策としてオンサイトのSMR(30万kW程度、最近は10万kW程度のものの開発も進んでいる)の設置が検討されている。
4.環境・エネルギー関連情報(村田)
1)改正 資源有効利用促進法
①来年4月1日に改正 資源有効利用促進法が施行される。
②改正の主なポイントは、「再生資源の利用義務化」「環境配慮設計の認定制度」「廃棄物処理法許可の特例措置」「CEコマースの促進」の4点。
2)セルロースから作られた透明紙
①JAMSTEC、東大、東京理科大が 今年4月にプレスリリース。
②板状のみではなく立体的な形状に一体成型することもでき、プラスチック製品の代替として使用可能。生分解性、柔軟性、耐水性、ポリカーボネート以上の強度を有する。
③ただし、量産コストや安定供給のための生産設備の整備が課題
3) COP30の結果概要
①「緩和」「資金」及び「気候変動対策を根拠とした差別的な貿易措置」に関するカバー決定(グローバル・ムチラオ決定)と「緩和」「適用」「グローバル・ストックテイク」「透明性」「公正な移行作業計画」及び「技術メカニズム」に関する個別課題の決定が採択(ベレン・ポリティカル・パッケージ)された。
②石原環境大臣から、日本の取組みとして「日本の気候変動対策イニシアティブ2025」が公表された。
③その概要は、下記のとおりである。
・多国間主義の下、パリ協定の1.5℃目標を目指す。
・日本の2023年度温室効果ガス排出量は2013年度比27.1%削減。今後もぶれずに2月に提出したNDCに基づき削減対策を実施。
・自然とのシナジー、市場メカニズムや先端技術などのソリューション、インベントリを活用した透明性向上を通じて、アジアを始めとする世界の脱炭素化に貢献していく
④環境省の報告では、順調に会議が進んだかのように思われるが、化石燃料からの脱却に向けた工程表づくりが、産油国の強い反対で合意文書に残らなかったことや、途上国への資金援助が、EUや日本が反対し草案から大きく後退した。
Ⅲ.資源循環部会
1.水研究会 次回は、2月24(火)10:30-12:00 オンラインで開催予定。
(リーダー;斉藤昇 ghmtd252@ybb.ne.jp)
1月27日(火)に開催しました水研究会のメモは以下の通りです。
ファインバブルに関する最近の話題(上原先生)(添付1)
・万博でファインバブル技術/25年万博宣言:国際標準化(ISO)を発表
2025.7.17ファインバブル技術を推進し、安全・健康・ウェルビーイングの実現を目指す。「ミライ人間洗濯機」など先進的な家庭・美容機器の普及。
・2026年初頭のトピックス
- 家電大賞の頭皮ケア専用シャワー「スカルプファイン」を、(株)TKSがブラシ一体型シャワーヘッドとして開発。
- ウルトラファインバブル搭載の口腔洗浄器を、I-neが「ビューラル」として発売。
- 高濃度酸素水による植物・農作物の成長促進。(株)大巧技研eco-Bubble。夜間に高濃度酸素水を与えると根から酸素を吸収し、養分を吸収することが出来るので植物の成長を促進できる。ミニチンゲンサイの水耕栽培。二重渦式高速回転気液混合二重槽(DDHR)を開発、究極の微細マイクロバブル19μm、77,000個/mL。
最近のFBに関する特許のご紹介(齊藤)(添付2、3)
・(株)ダイセル;特開2025-185012、ウルトラファインバブル(UFB)の製造方法。
マイクロシリンジの射出部に、空気・超純水を設置し、圧入に火薬(ZZP;ジルコニウムと過塩素酸カリウム)を用い、電気式点火にて、瞬時に(2ミリ秒以下)、高圧(4MPa以上)にて、UFBをコンタミ無しに、簡単に創ることが出来る(25億個/mL)。
・トヨタ自動車(株);特開2025-111027、内燃機関の燃料供給装置。
内燃機関の燃料供給装置にUFBを導入することにより燃費が向上する。UFB(負帯電)の濃度を電極で検知、コントロールする。ジーゼル、ガソリン、ハイブリッド車に対応。
化粧品への適用(齊藤)(添付4)
・ポーラ化成工業が2024.10.10に「UFBで肌に残らず刺激性なしで、世界で初の洗浄用化粧品技術」発表。
洗顔料に含まれる洗浄成分(化学物質)は肌上にわずかに残り、敏感肌の方には不快な刺激の原因となっています。そこで刺激の無い究極の洗浄成分として空気のUFBに着目。UFBは組織損傷を引き起こさずに浸透促進効果を実証した。
次回は2月24(火)10:30-12:00 オンラインで開催予定。
議題は、①TMCオープンセミナー開催(5/27)の可能性について、②ファインバブルの話題、③飲めない水を飲める水に、④その他水に関することは何でも結構です。
2.亜臨界水分科会 現在休会中であるが、案件が出次第再開予定
(リーダー;溝尾博 mizoo-kamiho@hcn.zaq.ne.jp)
3.排水分科会 現在休会中であるが、案件が出次第再開予定
(リーダー;岡本長興 n-okamoto@castle.ocn.ne.jp)
Ⅳ.補助金委員会 現在休会中であるが、案件が出次第再開予定。
(リーダー;岡本長興 n-okamoto@castle.ocn.ne.jp)
Ⅴ.AI/IoT研究会 次回は、 2月17日(火) 13:00- 14:30 TMC会議室の予定
(リーダー;山本英毅 yamahide602000@yahoo.co.jp)
日時 :2026年1月20日(火)13:00~1 5:00 TMCで実施
出席者:溝尾、岡村、山本英(敬称略)
欠席者:村田、堀本、土居、武藤、阪林、江村、佐藤、吉田悟、浅井(敬称略)
内容:(1) テクノメイト出前講義について
テクノメイトコープ出前講義 【中小企業におけるDXと生成AIの活用】の状況報告
1社目 関西化学機械製作株式会社
第2段階打合せ 日時 11月19日 以降進展なし
TMC 山本英毅さん、溝尾博
関西化学機械製作 野田社長、大嶋取締役、大内技術部長
現状の図面・文書データベースの整理状況、システム構築の方向性、図面・
文書管理システムD-QUICK7、オンプレミス環境(サーバー)、RAG(検索拡張生
成)などについて意見交換した。
以降進展なし
2社目 ハイテン工業株式会社
第1段階講演 日時 9月10日
午前の部9時30分~12時と午後の部13時~15時30分の2回講義を行う
TMC 武藤理事長、山本英毅さん、村田吉和さん、溝尾博
ハイテン工業 参加人数 社長以下全社員 約50名
プロジェクトチームを編成して現状の問題点をまとめ、TMCに支援を依頼する予
定。日程調整中。第2段階に向けた資料を4件および2件送付した。
以降進展なし
3社目 大阪府鏡工業協同組合 理事長 辻本豊三郎氏
第1段階講演 日時 10月9日15時
TMC 武藤理事長、山本英毅さん、溝尾博
大阪府鏡工業協同組合 参加人数 辻本理事長以下10社 12名
(株)ガラス新聞社 1名、(株)時報社 ガラス・建装時報 1名
以降進展なし
連絡待ち会社 3社
正法(しょうほう)工業、三ツワフロンテック、新城製作所
以降進展なし
(2) 今回は、「生成AI時代のセキュリティ(その3)」の最新動向について勉強した。
1. AIの進化と新たなリスクの台頭
1.1 AIとはなにか- AI = データをもとに意思決定する「箱」
1.2 推論には2種類ある
1.3 プロンプトインジェクション
1.4 ランサムウェアが巨大ビジネス化した3つのポイント
1.5 AIエージェントによる新たなリスク
1.6 AIを取り込んだ攻撃手法とその防御策
2. AIリスク対策
2.1 求められる新しいAIリスク対策
2.2 誰がこの役割をになうべきか?
2.3 国際標準化のながれ
2.4 生成AIを利用する上でのセキュリティ成熟度モデル
2.5 責任あるAI
[次回]山本による、「フィジカルAI」 について勉強の予定
Ⅵ.東京支部会合 次回は2月7日(土)第1週の土曜日16:00-18:00 神奈川労働プラザでの会議で
予定します。【( SKYPE WEB⇒Micro Soft Teamsに移行)でも参加OKです】
(リーダー;金子昌二 kaneko.syouji@ozziojp)
1月は本部齊藤理事のWEB参加も含めて5名の参加でしたが、Teamsの通信システムへの
接続方法が又、変わったようでいろいろトライすることで殆ど時間を費やしてしまいました。
そのこともあって1月予定の議題をそのまま2月に持ち越します。
東京支部として月例会議は連続実施できたものの、対外活動としての不十分さや現メンバー
の高齢化対応としての新規会員増を図る必要があること等も確認しました。
2月の議題として、
・2026年の東京支部の活動についての具体性協議や新規テーマの設定
・継続テーマとして掲げてきたCO2削減に掛かる深化の方向性
・生成AIの熟練度アップ等
Ⅶ.中部支部:『トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTCD) 見学会』
(リーダー;池田 和人 spuk3vz9@outlook.com)
12月5日金曜日に、TMC香川顧問が代表取締役社長を務められている『トヨタテクニカルディベロップメント株式会社様』の見学会を鋭意開催しました。
《見学場所》 トヨタテクニカルディベロップメント株式会社様(TTDC様)(愛知県豊田市)
《参加人数》 会員10名/非会員11名(非会員の皆様方も多数参加されました。)
《特記》
- 当日は、該社の関係者の皆様方のご協力により、懇親会を含め、見学会を盛大に終えることができました。私事で恐縮ですが、該社の計測・シミュレーション技術につきましては、「やはりトヨタは違う。これが一流というものだ。」と感じました。とにかく学ぶことが多い一日でした。
- 東京・大阪・京都など、遠方からの参加者や非会員の参加者が多く、「偉大なる田舎 愛知」を知っていただけたのではないかと思います。名古屋のブラザー工業様からも複数人の非会員の皆様方が参加されました。
Ⅶ.地球科学勉強会 2月度は中止の予定ですが、近々ZOOMにより再開の予定です。
(リーダー;斉藤昇 ghmtd252@ybb.ne.jp)
・田中祐介さんから紹介いただきました「地球深層ガス」(トーマス・ゴールド著、日経サイエンス社)から化石燃料に対する見方が一変し、続いて「未知なる地底高熱生物圏」(トーマス・ゴールド著、大月書店)を田中さんから最新のデータも紹介していただきながら輪読しました。
・現在の地球環境を論ずる前に、地球科学のことを知る必要があると思われ、上原顧問より紹介いただきました「ダイナミックな地球」(大森聡一、鳥海光弘著、放送大学教材)も輪読しました。
・一昨年9月より、「地球の歴史(上)(中)(下)」鎌田浩毅著、中央公論の輪読を始め、昨年9月度より(中)を始めております。
他に久保顧問、平岡さんも当初から参加されています。ご興味のある方はご参加ください。
以上