部会活動

7月度部会活動報告及びご案内

投稿日:

Ⅰ.理科教育部会     次回は7月13日(月)13:30~  TMC事務所で

(リーダー:久保建二顧問 (kemkubo@gmail.com)

報告・審議事項:

  • 令和7年度分理科実験授業の泉大津市教委からの謝礼金24000円(6クラス分)を受け取った。令和7年度の実験授業は3テーマであり講師はのべ9人であったので、TMC本部から3千円の補助を受け、謝礼金と合わせて27000とし、例年通り講師1回あたり交通費3000円とし27000円を配分した。村田3回9000円、土居3回9000円、久保2回6000円、川辺1回3000円である。川辺は欠席のため久保が預かった。
  • 今回の理科実験授業の校長会での紹介は時間の関係で、市教委の表指導主事が行い、実験授業実施希望校の募集要項(応募締め切りは6月27日)を表指導主事が作成し、TMCが制作した2026年度の実験授業計画書(15テーマ、パワーポイント資料各4枚、計60枚を添付)と合わせて、泉大津市の全小学校8校にメールで知らせた。
  • その結果、8日現在楠小学校から液状化4年2クラス(9月希望)、紙コップスピーカー5年2クラス(12月希望)、溶けないものをどうして溶かすか(乳化)5年2クラス(1月希望)の3テーマの申し込みがあった。
  • 今年度はあとどれくらい応募があるか分らないができるだけ増やしたいがどのような方法があるかについて検討した。マスコミ(新聞、テレビ、ラジオ)は効果があると思われるが、現実にはコネがないとうまく行かないので誰が良い伝手がないか?PTAに働きかけるのも効果的であると考えられるがこれも良い伝手が必要である。久保としては効果のほどは分からないが、とにかく泉大津市長に手紙を書き、TMCの理科実験授業が泉大津市の多くの小学校で実施できるように協力を要請する積りである。
  • 理科実験授業も大切だが、最近は防災の実験授業も大切で希望も多いので、地震のテーマを考えて欲しい。歴史、メカニズム、避難対策などいろいろ考えられるが、実験をどうするかも大切で難しい。ぜひ皆さんに考えて欲しいのでよろしくお願いします。

次回7月の理科教育部会は7月13日(月)13:30からです。場所はTMCの新しい事務所5Fの会議室です。堺筋本町から徒歩10分弱です。皆さんTMCのホームページでご確認の上出席よろしくお願いします。

 

 

Ⅱ.環境・エネルギー部会  次回(第36回)は、2026年 7月 1日(水)14:00~15:30(予定)

リアル(事務所会議室)&オンライン(ZOOM)ハイブリッド方式で開催

(リーダー;村田吉和 yoshikazu.m@iris.eonet.ne.jp

【6月例会(第35回)の報告】2026年6月3日(水)14:00~15:45

テーマ:

①窒素と水からアンモニア合成(上原先生)

②自然エネルギー財団資料「水素の現実と日本の課題」について(山本(英)さん、村田説明)

③バイオエタノール事情(その1)(吉田さん)

④環境・エネルギー関連情報(村田)

・全鉄フロー電池

・資源循環に関する制度

内 容:

1.窒素と水からアンモニア合成(上原先生)

①従来のアンモンニア合成法として、水素と窒素から磁鉄鉱を触媒に用いたハーバー・ボッシュ法がある。

②ハーバー・ボッシュ法は平衡反応のため、高温(400~600℃)・高圧(200~1,000atm)にする必要があり、ハーバー・ボッシュ法によるアンモニア製造により世界の総エネルギーの2%を消費し、総CO2排出量の1%を占める。

③広島大では2020年に、大気圧でリチウムとスズの合金に窒素を接触させて窒化リチウムを生成し、窒化リチウムに水素を反応させることでアンモニアを合成することに成功したが、400℃の高温にする必要がある。

④東工大の細野教授は2012年、Ru系C12Aエレクトライドを触媒に用いて大気圧でアンモニアを合成したが、この合成も320℃の高温下であった。

⑤これら高温下でのアンモニア合成に対し、低温(常温)・低圧(常圧)での合成法として、モリブデン触媒+ヨウ化サマリウム還元剤(東大 西林教授)、ルテニウムフッ素化カルシウムハライド触媒(東工大 原教授)、ヒドリド鉄触媒(東工大 原教授他)、光触媒(東大 西林教授)を用いたアンモニア合成や、電解セルに通電することで窒素と水から連続的にアンモニアを合成する方法(電解合成)が検討されている。アンモニアの電解合成では、モリブデン錯体触媒を用いることによって、これまでの20倍の生成速度を達成している。

⑥上原先生は、電解によるアンモニア合成の検討を進めており、詳細は別途報告予定。

2.自然エネルギー財団資料「水素の現実と日本の課題」について(山本(英)さん、村田説明)

①世界は水素についてこれまで、オイルショックの1970年代、京都議定書が発効した1990年代後半以降、パリ協定が発効した2015年以降の3回、注目され、多くのプロジェクトが計画されてきた。

②しかし、その後の世界情勢・経済の変化を受け、欧州では、水素の利用は水素が必須の用途に優先する方向に舵を切った。

③本資料は、日本は「水素社会」実現のため水素ありきの政策を推し進めているが、再検討すべき時ではないかと提言している。

④世界での水素生産量は約1億t(2024年)で、そのほとんどが化石燃料由来のため、水素製造に伴い9億8千万tのCO2(2024年)を排出している。

⑤一方、低炭素水素(ブルー、グリーン)の生産量は約80万tで、全体の1%以下である。ブルー水素:グリーン水素は3:1で、ブルー水素の半数以上は米国が、グリーン水素の2/3を中国が占めている。

⑥開発中の低炭素水素は、最大3,700万t/年(ブルー水素;2,800万t/年、グリーン水素;900万t/年)で、前年の予測4,900万t/年から大幅に減少。

⑦水素の世界需要の約98%は、産業用(アンモニア製造、メタノール製造、還元鉄)と石油精製用である。

⑧日本の水素戦略の課題として、調達量の確保(2030年;300万t)、調達コスト(2030年;30円/Nm3)、GHG排出削減が不十分な基準値、水素が必須ではない用途への大量導入がある。

⑨現在の日本における水素製造量はすべて化石燃料由来で、年間192万tである。開発中の水素は26.7万t/年で、そのほとんどは石炭火力混焼用アンモニア用途で、かつブルーアンモニアである。2030年300万tの達成は、CO2排出が伴う化石燃料由来を含めても厳しい状況にある。

➉日本国内製造のグリーン水素コストは世界で最も高い。一方、海外から安い水素を調達しても、輸送のための変換・輸送・再変換のコストを積み上げると国内製造コストと同等レベルになり、輸入水素のメリットが無い。したがって、エネルギー安全保障、貿易収支の改善、国内産業育成と雇用のためにも国産水素に注力すべきである。

3.バイオエタノール事情(その1)(吉田さん)

①米国、EU、インドではE10が一般的に使用されており、米国、北欧ではE85も流通、インドはE20への移行が進められている。中国は、一部の省・都でE10を義務化。

②ブラジルは世界最大のバイオ燃料大国で、E27がほぼ義務化。E100も全土で流通。

③日本では、ガソリンにETBEを1.9%混合した「ETBE方式」が進められた。

④日本ではなぜ「ETBE方式」が進められたのかについては次回報告予定。

⑤また、廃木材からバイオエタノールを製造しているDINS関西㈱(堺市臨海)の見学を考えている(10月頃予定)

4.環境・エネルギー関連情報(村田)

(1)全鉄フロー電池

①全鉄フロー電池はレドックスフロー電池(RFB)の一種。

②RFBは、高い安全性、長寿命、大容量化が容易、周波数変動に強いなどの特長を有しているが、現在のRFBは、活物質にバナジウムを使用しており、資源偏在や価格不安定のリスクがある。

③この課題を解決のために全鉄フロー電池の検討が進められたが、クロスオーバーや活物質の劣化、水素発生、デンドライトなどの致命的な欠点があり実用化が進んでいなかった。

④中国科学院は鉄錯体によりこれらの課題を解決した。

(2)資源循環に関する制度

①昨年11月と今年4月に、資源循環の両輪となる2つの法律「再資源化事業高度化法」(静脈産業対象)と「改正資源有効利用促進法」(動脈産業対象)が施行された。

②「再資源化事業高度化法」のポイントは、 ・一定規模以上の特定産業廃棄物処分業者の再資源化量などの報告・公表制度 ・3事業の認定制度(高度再資源化事業、高度分離・回収事業、再資源化工程高度化事業) ・廃棄物処理法の特例。

③「改正資源有効利用促進法」のポイントは、 ・再生プラスチック利用の義務化(一定規模以上の自動車・家電4品目・プラスチック製容器包装製造・販売事業者) ・環境配慮設計認定制度(自動車、家電、PCなど50品目) ・一定生産・販売以上のバッテリー内蔵製品の自主回収・再資源化 ・CEコマースの制度化。

 

Ⅲ.資源循環部会

1.水研究会     次回は、7月28(火)10:30-12:00 オンラインで開催予定。

(リーダー;斉藤昇 ghmtd252@ybb.ne.jp

 

6月度はTMC事務所移転の都合により中止しましたので、5月度例会の内容を再掲します。

 

青山章氏の自己紹介

・南條さんが環境展で知り合い、水研究会に誘っていただきました。

・WEF技術開発(株)を2016年に立ち上げられました。1976年に立ち上げられたアオヤマエコシステムはご子息に渡され、W(Water)、E(Energy)、F(Food)の略で琵琶湖に繁茂する水草の堆肥化に有効な「活性酸素」、地産地消技術により頑張っておられます。

・「活性酸素」としてはプラズマ処理によるスーパーオキシドアニオン、オゾン等を用いられて、高濃度、難分解性有機物処理等を行っておられます。

 

砂漠に川を作る(上原先生)(添付1)

・砂漠を流れる人工の川(水路)の実例;リビア大人工河川、オールアメリカン運河(コロラド川からカリフォルニア南部の砂漠を貫き巨大水路に)、インディラ・ガンジー運河(ヒマラヤ山脈の雪解け水を利用)、カナート(イラン・中東の地下用水)等。

・砂漠に水を運ぶ際の最大の敵は灼熱の太陽による蒸発と砂による埋没。

これを防ぐために、コンクリート舗装、超大型化、

・地下水路の対策として、直径4mのパイプを埋設、自然な傾斜のための高度な測量技術。

・サウジアラビアの海水淡水化と緑化プロジェクト;海水を淡水化し、砂漠へパイプラインで運ぶ。熱蒸留式からRO膜式に置換えを進め80%エネルギー削減。植樹も行う。

・エジプトニューデルタプロジェクト;エジプト西部砂漠へナイルの水だけでなく、農業排水のリサイクル化、地下水も水源として、世界最大級の人工河川を建設中。

 

多様な界面近傍における水分子の動的挙動と機能制御(南條さん)

・科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)が2025年12月7日に開催した科学技術未来戦略ワークショップの内容を紹介する。資料は出席者には配布済。

・飲料水の確保、PFAS等の対応に加え、データセンターの冷却、半導体の精密洗浄等、新たな水需要も生じてきている。

・界面近傍の水は従来のバルク水とは異なる特性や機能を示す。このため界面近傍の水の理解は、水の確保と利用に関す多様な技術や材料の設計、制御の実現と繋がる。

 

次回は7月28(火)10:30-12:00 オンラインで開催予定。

議題は、①雨水、中水の活用(宮武先生)、②ファインバブルの話題、③飲めない水を飲める水に、④その他水に関することは何でも結構です。

2.亜臨界水分科会    現在休会中であるが、案件が出次第再開予定

(リーダー;溝尾博 mizoo-kamiho@hcn.zaq.ne.jp

 

3.排水分科会      現在休会中であるが、案件が出次第再開予定

 

 

Ⅳ.補助金委員会      現在休会中であるが、案件が出次第再開予定。

 

 

Ⅴ.AI/IoT研究会    次回は、7月21日(火) 13:00- 14:30 新事務所(マイドームおおさか 5F)

(リーダー;山本英毅 yamahide602000@yahoo.co.jp

 

日時 :2026年6月16日(火)13:00~15:30 TMCで実施

出席者:溝尾、村田、土居、中野、堀本、岡本、山本英(敬称略)

欠席者:阪林、武藤。吉田悟、岡村、浅井(敬称略)

 

内容:(1) テクノメイトコープ出前講義【中小企業におけるDXと生成AIの活用】の状況報告伴奏支援中2社

・関西化学機械様は、紹介した「図面・文書管理システム D-QUICK7:株式会社日立シテムズ」と折衝されたがうまくいかなかったので、ベンダー「 高志インテックAI類似図面検索システム」を紹介した。さらにフォローしていく。

・ハイテン工業様は、紹介した「株式会社テクノア ai類似図面検索」と折衝されたがうまくいかなかったので、もう1つのベンダー「 高志インテックAI類似図面検索システム」を検討されることになっている。

    連絡待ち会社 3社

正法(しょうほう)工業、三ツワフロンテック、新城製作所

新城製作所については、第二段階から参加してもらえるよう働きかける。

(2) 今回は、「製造現場におけるAIの活用」について勉強した。

1. 品質管理・外観検査

1.1 導入状況の現状

1.2 実際の企業事例

1.3 品質管理・外観検査AIアプリの主要プロバイダー

1.4 品質管理・外観検査AIアプリプロバイダー比較

1.5 検討・選定時の注目ポイント

2. 予知保全(設備の故障予測)

2.1 導入状況の現状

2.2 実際の企業事例

2.3 予知保全AIアプリの主要プロバイダー

2.4 製造業全般・通信インフラ・重工業向け予知保全AIアプリ比較

2.5 予知保全AIアプリを選定する際のポイント

3. 需要予測・在庫管理

3.1 導入状況の現状

3.2 実際の企業事例

3.3 需要予測・在庫管理AIアプリの主要プロバイダー

3.4 需要予測・在庫管理AIアプリ比較

3.5 需要予測・在庫管理を選定する際のポイント

4. 生産計画の最適化

4.1 導入状況の現状

4.2 実際の企業事例

4.3 生産計画の最適化AIアプリの主要プロバイダー

4.4 生産計画の最適化AIアプリ比較

4.5 生産計画の最適化AIアプリを選定する際のポイント

  1. 工場の自動化・ロボット制御

5.1 導入状況の現状

5.2 実際の企業事例

5.3 工場の自動化・ロボット制御AIアプリの主要プロバイダー

5.4 工場の自動化・ロボット制御AIアプリ比較

5.5 工場の自動化・ロボット制御AIアプリを選定する際のポイント

6. エネルギー管理・省エネ

6.1 導入状況の現状

6.2 実際の企業事例

6.3 エネルギー管理・省エネAIアプリの主要プロバイダー

6.4 エネルギー管理・省エネAIアプリ比較

6.5エネルギー管理・省エネAIアプリを選定する際のポイント

 

7. 生成AIによるナレッジ管理・業務支援

7.1 導入状況の現状

7.2 実際の企業事例

7.3 生成AIによるナレッジ管理・業務支援の主要AIアプリプロバイダー

7.4 生成AIによるナレッジ管理・業務支援のAIアプリの主な活用領域

7.5 生成AIによるナレッジ管理・業務支援のAIアプリを選定する際のポイント

 

[次回]7月21日(火)13:00-     新事務所(マイドームおおさか 5F)

[テーマ]「製造業現場におけるIoT活用 」について勉強の予定。

 

Ⅵ.東京支部会合  次回は7月4日第1週の土曜日16:00-18:00 関内レンタルルームとします。

【( SKYPE WEB⇒Micro Soft Teamsに移行)でも参加OKです。アクセスは

https://teams.live.com/meet/9350847969756?p=s1Q3LWgHjOHggdHSJV

です。】      (リーダー;金子昌二 kaneko.syouji@ozziojp

6月は4名の参加で場所は5月に続き関内のレンタルルームでした。 労働プラザに出向いて

メンバー登録の手続き更新をしなければならないところ遅れていてすみません。

当日はTeamsを使ったWEB会議の必要性は無かったもののMicrosoft 社のシステム変更が

あったらしくてまたまた接続に手間取りました。(60分間無料のTeams利用のため)

誰もがホスト役になれる発信の仕方を熟知する必要がありトレーニングします。

5月は最近話題の「ナフサ」不足に関連して「石油精製工程」についての勉強会を行いました。

7月も引き続き継続討議するものとします。

・会員増のための活動方向

・継続テーマとして掲げてきたCO2削減に掛かる深化の方向性と各企業の取り組み状況

・H2社会への実装が進まない現状の問題

・生成AIの熟練度アップ等

 

Ⅶ.中部支部:「筒井工業株式会社の前島社長が技術研修会に出演」

(リーダー;池田 和人  spuk3vz9@outlook.com

中部支部で5月25日金曜日に見学させていただいた筒井工業株式会社の代表取締役社長 前島靖浩さんが8月26日水曜日に開催される「TMC技術研修会」で講演されることになりました。同氏は、該社独自の「働き方改革」により、離職率95%という最悪な状況を見事に改革された有名社長です。皆様方のご参加をお待ち致しております。

 

 

Ⅶ.地球科学勉強会      7月度は中止の予定ですが、近々ZOOMにより再開の予定です。

(リーダー;斉藤昇 ghmtd252@ybb.ne.jp)

・田中祐介さんから紹介いただきました「地球深層ガス」(トーマス・ゴールド著、日経サイエンス社)から化石燃料に対する見方が一変し、続いて「未知なる地底高熱生物圏」(トーマス・ゴールド著、大月書店)を田中さんから最新のデータも紹介していただきながら輪読しました。

・現在の地球環境を論ずる前に、地球科学のことを知る必要があると思われ、上原顧問より紹介いただきました「ダイナミックな地球」(大森聡一、鳥海光弘著、放送大学教材)も輪読しました。

・一昨年9月より、「地球の歴史(上)(中)(下)」鎌田浩毅著、中央公論の輪読を始め、昨年9月度より(中)を始めております。

他に久保顧問、平岡さんも当初から参加されています。ご興味のある方はご参加ください。

 

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