技術研修会・公開講演会

第203回TMC技術研修会(オープンセミナー)

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TMCオープンセミナー                   令和3年10月

第203回 TMC技術研修会(新エネ オープンセミナー)の開催について
 新エネ部会は環境NPOである特定非営利活動法人テクノメイトコープ(略称TMC)の活動の一環として、
CO2削減に寄与する、エネルギーの有効利用や再生エネルギーに関する技術の話題に取り組んできました。
10月度技術研修会において、この新エネ部会が担当するオープンセミナーを開催致します。
◆ 主催:特定非営利活動法人テクノメイトコープ(TMC)
◆開催日時:令和3年10月27日(水)13時30分~15時40分(ZOOMによるWebセミナー)
                         (Webサイトオープン:13時15分予定)

参加ご希望の方は申し込みボタンをクリックして、 2021年10月25日(月)迄に
お申込み下さい。

申し込みボタン

(参加申し込みは 「申し込みボタン」をクリックしてWEBにて行います。)
TMC会員の方々はもとより、広く一般の皆様方の参加ご視聴を歓迎しご案内申し上げます。

◆あいさつ:13:30~13::35 大嶋理事長
講演Ⅰ:13::35~14:35
演題:「水素発電かアンモニア発電か?」
講師:上原 赫氏(大阪府立大学名誉教授;上原先端科学研究所所長;TMC技術顧問)
概要:脱炭素化の大きな潮流の中で、
再生可能エネルギー(太陽光発電・風力発電など)を
大幅に拡大するためには、水素は必須の要素となる。
水素は電力と等価な二次エネルギーである。
それゆえ、余剰電力をいったん水素に変換し、
それを電力不足時に再度電力に変換することによって、
再生可能エネルギーによる電力変動を調整することができる。
一方、アンモニアは燃焼時にエネルギーを発生し、水素でできることはアンモニアでもできることから、
水素タービン発電と同様にアンモニアタービン発電も行うことができる。
そこで、政府は2050年の目標として、水素・アンモニアで化石燃料の10%代替を掲げている。

講演Ⅱ:14::40~15::40
演題:「日本におけるバイオマスエネルギーの取り組み
世界と日本の
再エネ情勢-バイオ炭・トレファイドのこれから」
 講師:本庄 孝子氏(元産業技術総合研究所関西センター、阪南大学と大阪産業大学で非常勤講師
(地球環境科学、環境科学を担当);NPO法人オアシス理事;NPO法人環境技術支援センター理事
環境技術学会理事、環境技術学会編集委員)
概要:「2050年にCO2ゼロ」を宣言した日本は、再生可能エネルギーの活用が重要になった。
バイオマスの薪炭はかつて家庭の主たるエネルギー源だった。
1970年代のオイルショックを契機にサンシャイン計画が始まり、新エネルギーの取組みが盛んになり、
バイオマスの油化やオガライトの開発があった。
その後再エネ暗黒時代を経て、2012年にFIT制度が始まった。
種々のバイオマスによる発電の買い取り価格があり、
一方、国際的にはバイオ炭やトレファイドが注目されている。

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