第211回TMC技術研修会(第22回オンライン版)
令和4年7月28日
第211回 TMC技術研修会の開催について
令和4年8月の技術研修会を下記の通り開催いたします。
主題は 大人の理科教室(第2弾)です。
今回もオンラインです。ふるってご参加のほどお願い申し上げます。
主催:特定非営利活動法人 テクノメイトコープ(TMC)
開催日時:令和4年8月24日(水) zoomによるwebセミナー
13時30分~15時40分 (webサイトオープン13時15分頃予定)
申し込みはこの申し込みボタンをクリック
あいさつ:13:30~13:35 武藤理事長
講 演Ⅰ:13:35~14:35
演題 「過熱水蒸気の特性とその利用」
講師 宮武和孝氏
大阪府立大学名誉教授 TMC技術顧問
概要 ある電機メーカーの調理器の販売により、「過熱水蒸気」が注目され続けている。
現象そのものは100年前に発見された温故知新技術である。その過熱水蒸気とは、
飽和水蒸気を誘導加熱装置や熱交換器などを用いて加熱してつくられるものであり、
常圧において100℃の飽和水蒸気を100℃以上に加熱媒体として利用するものである。
食品分野以外の工業的利用、環境分野、農業分野にも適用されており、その事例を紹介する。
講 演Ⅱ:14:40~15:40
演題 「“水に溶ける”ということ」
講師 伊丹芳徳氏
近畿大学非常勤講師 TMC会員
概要 「水に溶ける」や「水に溶かす」ということを日常生活や科学的な捉え方から考えていきたい。
例えば、料理では「片栗粉と水を混ぜて溶かす。」とも言う。
一方、「溶解」とは物質が溶媒に溶けて均一混合物(溶液)となる現象を表し、
溶解度や溶解度曲線などと結びついている。今回は「水に溶ける」過程と共に、
「水から析出する」過程という複雑怪奇な現象にも接触を試みたいと思います。
※お問い合わせ:E-mail: tmc-osk@crux.ocn.ne.jp TEL 06-4963-9876(TMC事務局)